東京から宇都宮まで行く際、交通費や所要時間は気になるポイントですよね。新幹線、高速バス、自家用車の3つの選択肢がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。今回は各交通手段の料金や特徴を詳しく比較していきます。
新幹線で行く場合の料金と特徴
東京駅から宇都宮駅までの新幹線は、東北新幹線の「やまびこ」または「なすの」を利用します。所要時間は約50分~1時間と最も速い移動手段です。
| 座席タイプ | 通常料金 | 割引料金の例 |
|---|---|---|
| 指定席 | 5,020円 | 3,360円(トクだ値14) |
| 自由席 | 4,490円 | - |
| グリーン車 | 6,790円 | 4,950円(トクだ値14) |
新幹線の大きな特徴は、えきねっとを活用することで割引チケットが購入できる点です。トクだ値14は14日前までの予約が必要ですが、30%オフの料金で利用できます。
また、新幹線eチケットを使えば指定席が4,820円と通常より200円安くなるのも魅力的です。
時間に余裕がない方や快適さを重視する方には新幹線がおすすめです。座席も広く、移動中に仕事や読書をすることもできます。
高速バスで行く場合の料金と特徴
東京駅から宇都宮駅への直通高速バスは実は運行していません。ただし、羽田空港から宇都宮駅への空港連絡バスは運行されており、料金は3,900円です。
一般的な高速バス料金の相場は3,550円~4,500円程度となっています。高速バスの特徴は以下の通りです。
- 料金が新幹線より約1,000円~1,500円安い
- 所要時間は約2時間~2時間30分
- 乗り換えなしで目的地まで行ける
- 座席は新幹線より狭め
東京都心から宇都宮への直通便が少ないため、利便性では新幹線に劣りますが、バス比較サイトを活用すれば最適なルートを見つけられます。時間に余裕があり、とにかく交通費を抑えたい方におすすめです。
自家用車で行く場合の料金と特徴
東京から宇都宮まで自家用車で移動する場合、高速道路料金とガソリン代の合計が交通費となります。
高速道路料金
| 車種 | ETC料金(片道) | 往復 |
|---|---|---|
| 普通車 | 4,850円 | 9,700円 |
| 軽自動車 | 3,980円 | 7,960円 |
東京から宇都宮までは約160kmの距離で、所要時間は約2時間15分です。ドラぷらでは事前にルートや料金を確認できます。
ガソリン代の目安
ガソリン代は車の燃費や価格によって変動しますが、一般的な計算式は「走行距離÷燃費×ガソリン単価」となります。
- ガソリン単価:約168円/L(2025年平均)
- 走行距離:約160km(片道)
- 燃費15km/Lの場合:約1,790円
- 燃費20km/Lの場合:約1,344円
普通車で往復する場合、高速料金9,700円とガソリン代約3,600円(燃費15km/Lの場合)で合計約13,300円となります。ただし、複数人で乗車すれば1人あたりの負担は大幅に減ります。4人で割れば1人約3,325円と、新幹線よりも安くなる計算です。
どの交通手段を選ぶべき?
それぞれの交通手段にメリットがあるため、目的や状況に応じて選ぶのがポイントです。
- 時間重視なら新幹線:最速50分で到着し、割引チケット利用で3,360円から
- 費用重視なら高速バス:3,550円~4,500円程度で移動可能
- 複数人なら自家用車:4人で割れば1人3,325円程度、荷物も自由に積める
急いでいるときは新幹線、費用を抑えたいなら高速バス、家族や友人と一緒なら自家用車と、それぞれの状況に合わせて最適な交通手段を選んでくださいね。