宇都宮観光ガイド|大谷石文化・餃子グルメ・自然を楽しむ完全ガイド

宇都宮インターパークとは?宇都宮市を代表する商業エリア

宇都宮市と河内郡上三川町にまたがる「インターパーク」は、地元では「インパ」の愛称で親しまれている大規模商業エリアです。週末になると栃木県内はもちろん、茨城県など県外からも多くの買い物客が訪れ、1日中楽しめるスポットとして定着しています。

北関東最大級の集客力を誇る商業地

このエリアは都市再生機構によって開発された複合型工業流通団地で、現在では北関東最大の商業地へと発展を遂げました。エリア全体の駐車場は1万台以上を収容でき、その規模の大きさがうかがえます。

名前の由来は「宇都宮上三川インターチェンジ」と「みずほの自然の森公園」から来ており、緑あふれるエリア全体を公園に見立てる意味も込められています。

項目 詳細
所在地 宇都宮市インターパーク一丁目~六丁目、河内郡上三川町大字磯岡
開発主体 都市再生機構(UR都市機構)
愛称 インパ、IP宇都宮
特徴 北関東最大の郊外型商業施設集積地区

宇都宮都市圏からは車で20~30分程度、小山市や栃木市からも40分ほどでアクセスできるため、広域から集客に成功しているのが特徴です。北関東自動車道の開通により、茨城県からの来客も増えているほか、大型商業施設の少ない県北エリアからも足を運ぶ人が多くなっています。

アクセス抜群の立地条件

北関東自動車道・宇都宮上三川インターチェンジや新4号国道、宇都宮環状道路に隣接しており、車でのアクセスが非常に便利です。インターチェンジとエリア内を結ぶ専用通路も整備されているため、高速道路からスムーズに入ることができます。

ただし週末は周辺道路が渋滞することも多いため、時間帯には注意が必要でしょう。

  • 北関東自動車道「宇都宮上三川IC」から約3分
  • 東北自動車道「宇都宮IC」から約30分
  • 東北自動車道「鹿沼IC」から約25分
  • 新4号国道、宇都宮環状道路に直結

エリア内を南北に貫くメイン通りは片側2車線で整備されており、各施設へ車で移動しやすい設計になっています。駐車場の収容台数は十分確保されているものの、休日は入庫待ちの車で列ができることもあるため、早めの時間帯を狙うのがおすすめです。

エリア内の主要施設をチェック

インターパーク内には福田屋百貨店が開発したFKDショッピングモールを筆頭に、多様な商業施設が立ち並んでいます。ファッションから家電、日用品、グルメまで、ほとんどの買い物がこのエリアで完結するのが魅力です。

FKDショッピングモールを中心とした4施設

FKDショッピングモールインターパーク店は、百貨店とショッピングセンターが融合した大型施設として営業しています。20~30代のファミリー層をターゲットにしたテナント構成が特徴で、総合スーパーとは一味違う専門性の高いお店が並んでいます。敷地内にはシネマコンプレックス「MOVIX宇都宮」も併設され、映画鑑賞も楽しめます。

施設名 特徴
FKDショッピングモール 百貨店とSCの融合施設、映画館併設
インターパークショッピングビレッジ 屋外型専門店モール、約70のファッションテナント
インターパークスタジアム 屋内型モール、ユニクロ・西松屋などが入居
インターパークステージ H&M、スターバックスが出店

ショッピングビレッジは屋外型のモールとして約70店舗が入っており、開放的な雰囲気の中で買い物を楽しめます。スタジアムは屋内型で、スポーツクラブも併設されており、ショッピングと運動を組み合わせることもできるでしょう。

ステージはビレッジとスタジアムをつなぐ役割を果たしており、H&Mやスターバックスといった人気店舗が並んでいます。

ホームセンターから専門店まで多彩な顔ぶれ

FKD以外にも、ジョイフル本田宇都宮店という超大型ホームセンターがエリア内の目玉施設となっています。DIY用品からガーデニング、ペット用品まで、圧倒的な品揃えで広域からの集客に成功しています。

その他にもケーズデンキやカワチ薬品など、日常生活に必要な商品を扱う大型店舗が充実しているのが強みです。

  • ジョイフル本田宇都宮店(超大型ホームセンター)
  • ケーズデンキ インターパーク宇都宮(家電量販店)
  • カワチ薬品 上三川インター店(超大型ドラッグストア)
  • TSUTAYA宇都宮インターパーク店(書籍・レンタル)
  • しまむら宇都宮インターパーク店(衣料品)
  • 東京インテリア家具宇都宮インターパーク店(家具)

飲食店も豊富で、ファミリーレストランからラーメン店、回転寿司、カレー専門店まで幅広いジャンルが揃っています。休日のランチタイムは混雑することもありますが、選択肢が多いため自分好みのお店を見つけやすいでしょう。

また、自動車ディーラーや住宅展示場なども集まっており、大きな買い物を検討する際にも便利なエリアとなっています。

実際に訪れる際のアクセス方法

インターパークへは車でのアクセスが基本ですが、宇都宮駅から無料送迎バスも運行されています。公共交通機関での移動を考えている方は、このバスを活用するのが現実的な選択肢です。

無料送迎バスが便利

JR宇都宮駅西口から無料送迎バスが1時間に1本の間隔で運行されており、所要時間は約30分です。2024年4月からは循環運行に変更され、宇都宮駅とインターパーク間を通しで結ぶようになりました。

バスはインターパークスタジアム、カトレアガーデン、インターパークビレッジ、ケーズデンキ、FKDなどを経由します。

項目 内容
発着地 JR宇都宮駅西口
運行間隔 1時間に1本
所要時間 約30分
運賃 無料
始発 午前10時

休日や学校休業日には混雑するため、座れずに立って乗車することもあります。満員の場合は次のバスを待つ必要があるため、時間に余裕を持って計画するのがよいでしょう。

また、交通渋滞により遅延することもあるため、帰りの予定を立てる際には注意が必要です。

車でのアクセスと駐車場事情

車でアクセスする場合、北関東自動車道の宇都宮上三川インターチェンジから約3分と非常に近く、高速道路利用者にとっては便利な立地となっています。

エリア全体で1万台以上の駐車スペースがあり、FKDショッピングモールだけでも約2,500台分の無料駐車場が用意されています。

  • 駐車場はすべて無料
  • FKDショッピングモール:約2,500台
  • ジョイフル本田:大型駐車場完備
  • その他各施設にも専用駐車場あり

ただし、週末は周辺道路やエリア内のメイン通りが混雑し、駐車場に入るための待機列ができることも珍しくありません。新4号国道や栃木県道193号、宇都宮環状道路など、インターパークへ向かう道路は特に混雑が激しくなります。

できれば平日や早朝の時間帯を狙うと、ストレスなく買い物を楽しめるでしょう。

最寄り駅の雀宮駅からは約4km離れており、現時点では駅とエリアを結ぶ公共交通機関がないため、電車利用の場合は宇都宮駅から送迎バスを使うのが賢明です。